世界遺産検定 合格のコツ!

世界遺産 富士山
目次

世界遺産とは?

世界遺産とは、1972年にユネスコ総会で採択された世界遺産条約に基づき「世界遺産リスト」に記載された「顕著な普遍的価値」をもつ建造物や遺跡、景観、自然のことです。

「普遍的価値」とはどのような時代、人種、性別、信仰、価値観をもつ人が同じように「素晴らしい」と感じる価値観のことで、「普遍的価値」をもつ世界遺産は、人類共通の財産とされています。

つっちー

文化遺産、自然遺産、複合遺産の3種類

※複合遺産とは、文化遺産、自然遺産両方の価値が認められた遺産です。

2019年7月現在、1121件(文化遺産869件、自然遺産213件、複合遺産39件)が世界遺産リストに登録されていて、そのうち日本の世界遺産は23件(文化遺産19件、自然遺産4件)登録されています!

世界遺産検定とは?

その名の通り、世界遺産に関する検定で、世界遺産アカデミーが主催しています。

世界遺産検定の公式サイトはこちら

検定は4級、3級、2級、1級、マイスターと5段階に分かれており、

受験資格は、1級は2級合格者、マイスターは1級合格者となってます。

受講者は年々増加しており、2018年は3万人を超える方が受験しました。

受験者の年代も幅広く、2018年は10歳未満から90代、職種も学生から公務員、専業主婦など多くの方が受験しています。

気になる合格率ですが、2019年7月の試験での合格率は

マイスター:45.7%

1級:20.1%

2級:62.3%

3級:79.5%

4級:89.7%

となっています。

4級~1級はマークシート形式の試験となっていて、マイスターは論述試験です。

合格の基準は、

・4~2級は100点満点で60点以上

・1級は200点満点で140点以上

4~2級は出題される世界遺産が決まっており、割りと勉強しやすいので苦労も少ないですが、1級は出題される世界遺産の範囲が全遺産(2019年7月現在で1,121件)となっており、難易度は2級以下に比べると急激に上がります。

さらにマイスターとなると論述試験となるので全世界遺産についての知識と共に、自分なりの世界遺産について考えをまとめておく必要があります。

世界遺産検定 受験のきっかけ

世界遺産に選ばれている知床で働いていたこともありますが、
もともと世界遺産に興味があり、番組のクイズで世界遺産の問題が出たときになかなかの解答率だったので、自分がどれくらい世界遺産の知識を持っているか試したくなったことがきっかけです。

世界遺産検定のメリット

進学・就職面に有利!

  • 全国で200を超える大学・短大の入試で優遇措置
  • 旅行関連会社では推奨資格

世界の動き、歴史が分かる!

現在、世界遺産の数は1,000件を超え、毎年世界遺産委員会で登録されることで常に増えていきます。

世界遺産の名前がメディアに登場しない日はありません。

世界遺産を勉強する事で、日々変化する世界情勢を理解するための知識が増えるのです。

また、世界遺産には「危機遺産」といった種類もあり、

紛争・内戦などによって「普遍的価値」が危機に瀕している遺産もあります。

そうした遺産を救うための「世界遺産基金」などがありますが、受験する事によって受験料の少しが世界遺産基金に寄付される形となっています。

旅行が楽しくなる!

旅行先の文化や歴史の知識があるだけで、もっと旅行が楽しくなるはずです。

特に有名な観光地は世界遺産になっていることが多いので、知識を深めれば今まで以上に充実した旅行が楽しめます!

合格時に証書とともに送付される認定証カードを提示することで、

記念品をもらえたり入館料の割引といったサービスを受けれる場所もありますので、

認定証をもって旅行に出かけてみてくださいね!

世界遺産検定の勉強方法

テキスト購入は必須!

重要なのは公式テキストです。

出題は主にテキストから出題されますので、テキストをメインに勉強することで合格することができます。

ただし、1級は2016年から改訂版が出版されていないため、2017年度以降に新規登録された遺産については独自に調べる必要があります。

また、1級はテキストの赤字・太字以外からも出題されるのでテキストを完璧に覚える必要があります。

私は飽きるほどテキストを繰り返し読みました。

基礎、日本の遺産は確実に点数を稼ぐ!

世界遺産の基礎、日本の遺産については各級で必ず出題されていて、

この2つだけでも得点の大半を占めています。

完璧にしておきましょう!

おすすめのテキスト





つっちー

公式テキストを勉強することが一番効率的です

ニュースをチェック!

試験の直前に行われる世界遺産委員会についても出題される傾向があるので、

必ずチェックしておきましょう!!

検定サイトをチェック!

過去問を繰り返し解く事で出題傾向と、どのような遺産が頻出するのかという傾向をチェックもしましょう。

世界遺産検定事務局のサイトには、各受験級ごとに無料で視聴する事のできる「学習アシスト」動画各級の説明の場所にあります)があり、

世界遺産アカデミーの研究員が基礎知識や効率的な勉強法を教えてくれます。

サイト内には各級ごとに例題が数問載っているので、どのような感じで出題されるのか知るためにもサイトを訪れてみることをオススメします。

アンテナを張ろう!

公式Twitterで情報を得るという手もあります。試験に有益な情報や、世界遺産のニュースもツイートされています。試験には時事問題も出題されるので、対策するために効果的です。

さらに、過去問題集を解くというのも、合格するためには有効な手段です。傾向と対策を知ることが大事なのはもちろん、世界遺産の基礎知識や日本の世界遺産は過去問と重なる部分もあるので、過去問を解いておいて損はまったくないと思います。

おすすめの問題集


つっちー

過去問題集をやることで頻出傾向をつかみましょう

世界遺産検定 合格のコツ

世界遺産検定で合格するためには

  • 公式テキストを読む
  • 基礎知識、日本の世界遺産を完璧にする
  • 世界遺産の時事はチェックする

この3点を確実に抑えることが大事です。

つっちー

世界遺産検定を受験する方の参考になれば幸いです!

この記事を書いた人
つっちー

  • 北海道在住の30代
  • 13種類の資格保持者(資格コレクター)
  • ピンズコレクター
  • 北海道道の駅制覇(129カ所)

つっちー(@pinswith)

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