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宅建士 合格のコツ

目次

宅建士とは?

正式名称は「宅地建物取引士」!

宅建士の仕事内容

・宅地建物の取引の契約の際、重要事項説明の説明をする
・宅地建物の取引の契約締結後に交付する書類に、署名や押印をする

上記2つの業務は、宅建士しか行うことができない「独占業務」です!
・土地や建物の売買をしたい人へのアドバイス等
・不動産や資産運用のコンサルティング
・デベロッパーの依頼を受けて分譲住宅や土地の広告活動や販売活動を行う
など様々な業務があります。

不動産取引とは、知識や経験がないまま契約をしてしまうと損をしてしまう恐れがあり、宅建士はそんなことが起こらないようにお客が知っておくべき重要事項等を説明する事が仕事です。

毎年20万人が受験し、資格の中でも最大規模を誇る人気の国家資格です。

宅建士の取得方法

宅地建物取引士試験に合格する

年に1度開催される試験に合格しなければいけません。

受験資格はなく、誰でも受験する事が可能です。
合格後は資格登録をしなければなりませんが、これには要件があり、実務経験が2年以上や登録の欠格要件に該当しないこととされています。
欠格要件については、試験科目(宅地業法)でも学びますので、確認してみてください。

宅地建物取引士の合格率

合格率は例年15~17%前後で、2018年度の受験者は21万人弱。合格者は約3万人の合格率は15.6%となっています。
毎年3万人弱の合格者がでており

真面目に取り組めば難しくない試験といえます♪

宅建士の試験内容

試験内容は全問マークシート形式で50問出題されます。
合格基準は70%以上となるので、およそ35問以上の正解で合格する事ができます。

問題は「権利関係」「法令上の制限」「宅地業法」「税金その他」の4分野からなります。

試験には免除制度があります。(5問免除制度と呼ばれています)
受験申込時に宅地建物取引業に従事している人に限られています。
自動的に5点(50問中の5問、宅地建物の需給および実務(3点)、土地・建物(2点))が得点されますので、該当されている方は忘れずに申請してください。

宅建士のメリット

宅建士の資格を取得する事で考えられるメリットは、3つあります。

建設業界・不動産業界・金融業界への就職、転職に有利

不動産業では、事務所に5人に1人以上の割合で配置が義務付けられているので、需要が非常に高い資格です。

また、金融機関でも担保として不動産を扱ったり住宅資金の融資の際にも知識が必要となることが多いため、宅建士の知識が役に立ちます。

その他の業界、企業でも所有している不動産の管理・運用や社宅の賃貸管理などを行う総務・財務部門で活躍が望める資格です。

独立が狙える

「重要事項の説明」など、独占業務があるので資格取得後に不動産業界で働きつつ知識と経験を貯めその後独立する場合も少なくありません。

また、どの場所で開業するか、どの物件がいいのかなど宅建士の知識をそのまま活かすことができます。

生活に役立つ

住宅ローンなど、マイホーム購入の際には金融業の担当者と相談しますが、本当にその計画で無理がないか、自分に合った資金計画なのかを自分でも判断できる知識をもつことができます。
住宅購入は本当に高額な買い物です。

家など、住宅の購入は「一生に一度の買い物」と言われ、失敗しないためにも、資金計画や建築技術などの宅建士取得の際に勉強した知識がとても役に立ちます

宅建士の勉強方法

個人差はありますが、一般的に250~350時間の勉強が目安とされています。
合格のコツは、「満点を目指さないこと」です。

点数のとりやすい科目で確実に点数を稼ぐことが大きなポイントです!

具体的に科目ごとでの対策を見てみましょう。

宅建士 科目別勉強法

①宅建業法

50問中20問を占めています。

この科目は不動産の仕組みについて規制やルールについての分野であるため、範囲は広いですが全てつながった内容ですので一度理解してしまえば楽に覚えていくことができると思います。賃貸契約を経験したことがある人でしたら、実際の体験とリンクさせて考える事もできる分野です。

出題傾向が一定しているので対策が練りやすく、点数の稼げる科目といえますので、この科目は9割以上正解できるようにしておきましょう。

②民法(権利関係)

14問出題されるため、宅建業法の次に比率を占めています。しかし、民法全体の知識となるために法律についての知識がない人にとってはなかなか理解することが難しいかもしれません。そのため、この科目の対策ができているかどうかが合格に関わってきます。

出題パターンが多く、対策が立て辛い科目なので、しっかりと時間をかけて理解する事が重要です。満点を狙う必要はありませんが、8割程度正解できれば一気に合格が近くなります。

③法令上の制限

細かい数字や、聞きなれない用語などが数多く出てくるために難しく感じる科目です。数値の組み合わせと用語の組み合わせなど暗記が多いので、自分で分かりやすいように表を手書きしてみるなどの暗記対策が必要です。

また、例年1問は超難問が出題されますがそれは無理して解く必要はありません。最後に時間があるようでしたら解くようにしましょう。

④税・その他分野

税金の種類は多いですが覚える内容は少ないです。所得税は少し複雑ですが確実に覚えてください。他に統計データについて出題されますので、過去1年間の最新データについて把握しておくことが重要です。

過去にどのように出題されているかを確認しておきましょう。

宅建士 全体的な勉強法

テキストは1冊に絞って勉強するようにしてください。

何冊買っても書いてある内容はほぼ一緒です。

何冊も買わず、1冊を確実にやり終えるようにし、過去問を解いてください。

どの試験においても効率的な勉強方法はテキストを読み、問題を解いて間違えたところや分からないところを復習していくインプット・アウトプットの繰り返しで知識を定着させることです。

宅建士 オススメのテキスト

『みんなが欲しかった!宅建士の教科書』

イラストが多く、要所に例題があるので理解度のチェックができます。

ただ、手書き風のイラストなので好みが分かれます。

『スッキリわかる宅建士 中村式戦略テキスト2020年度(スッキリわかるシリーズ)』
8分冊と分けることができるので、外出先にも持ち運びやすいというメリットが!
過去問も97問と大容量です!

宅建士を受験する際に役立ってもらえれば嬉しいです。

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