消費生活アドバイザーとは?
消費生活アドバイザーの役割は
✔消費者と企業をつなぐ
消費生活アドバイザーのメリット
・各業種からのニーズが高い!
今後企業・団体からの需要が見込めます!
・国家資格も取得できる!
消費生活アドバイザー試験合格者は、消費アドバイザー資格と、国家資格である消費生活相談員資格も取得する事ができます。
アドバイザー資格は合格後に登録申請をすることで資格が付与され、5年毎の更新制となっています。しかし、生活相談員は登録申請や更新はなく、永久資格となっています。
消費生活アドバイザーの取得方法は?
年に1度開催される試験に合格する必要があります。
受験資格はなく、誰でも受けることができます。
試験は1次の択一・○×形式で行われ、合格すると約2ヵ月後に行われる2次試験の論文・面接試験に進むことができます。
それぞれの試験範囲は以下の通りです。
【1次試験】
・消費者のための行政
・法律知識
・消費者のための経済知識
・生活基礎知識
【2次試験】
「消費者問題」「消費者のための行政・法律知識」「消費者のための経済知識」から出題されます。2時間の中で60分ずつ時間が区切られており、それぞれ下記の4題から1問ずつ出題されます。・第1時限:
①消費者問題②行政知識③④法律知識(2問)
・第2時限:
①経済一般知識②企業経営一般知識③生活経済④地球環境問題・エネルギー需給
消費生活アドバイザー及び相談員として必要な見識・態度・積極性・コミュニケーション能力などについてが審査されます。
【合格基準】
・1次試験は全体の65%以上の正答率
・2次試験は論文がA~E判定のうちC以上
・面接はA~C判定のB以上
とされています。
試験については申請をすることで、それぞれ免除制度を利用する事が可能です。
1次試験を免除対象者は、前年度の1次試験に合格し、2次試験に不合格となった人となります。
2次試験免除対象者は、下記の通りです。
・通常受験者又は第1次試験免除の申請者で、次のいずれかに該当する場合
✔申請する際に、地方公共団体における消費生活相談の事務に従事しているもの
✔申請する際に、地方公共団体の消費生活相談員として任用されることが既に決まっているもの
✔申請書提出日から遡って5年間で、地方公共団体の消費生活相談の事務に通算して1年以上従事していたもの申請する際に、消費生活アドバイザー資格、消費生活専門相談員資格、消費生活コンサルタント資格のいずれかの資格を有するもの
✔景表法等改正等法附則第3場第2項の規定する指定講習会の課程を修了したもの
とされていますので、該当する場合はわすれずに免除申請をするようにしてください。
消費生活アドバイザー 合格のコツ
1次試験対策
1次試験の範囲はとにかく幅が広いです。過去問題集で出題傾向をつかみ、反復練習する事が効果的だと思います。
さらに時事などの問題も出題されるために日頃からいろんな情報に目を通しておくことが重要です。
2次試験対策(小論文)
・時間内に書く練習を!
60分で原稿用紙2枚程度に意見と論拠をまとめることが必要です!
小論文は時間との戦いとなります。
さらに文章構成を考えたり自分の意見をまとめたりするのにも時間がかかります。
小論文を克服するための対策としては
↓こちら↓
→1次試験中の勉強中に得意科目を見つけ、その科目で小論文を書く!・時間内で書く練習を繰り返す!・過去問で出題傾向をつかみ、ある程度構成を考えておく!
→試験当日の時間を有効に使える。
小論文は、何度も書くことでコツを掴むことができます。
まずは時間内に規定文字数を書くことに慣れ、文章の構成を考える…と徐々に小論文対策を立てていきましょう!
2次試験対策(面接)
面接対策は、ある程度質問が決まっています!
想定した質問に対しての答えをなるべく多く作り答えられるようにしておきましょう。
特に以下の質問は必ず聞かれますので確実に用意しておきましょう。
・資格取得後の活用について
面接のコツは、笑顔とはきはきとした受け答えを心がけることです。
面接もまた慣れが必要な試験ですが、面接官に良い印象を持ってもらえるかどうかが鍵となりますので、消費生活アドバイザーとして「向いている」と思われるような面接にしましょう!
消費生活アドバイザー おすすめテキスト
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消費生活アドバイザー 合格のコツまとめ
【1次試験】
・過去問題で出題傾向を把握!
・時事問題を抑えるために日ごろから情報に目を通しましょう!
【2次試験】
・小論文は時間内に書く練習を!
・面接は質問内容を想定した練習が必須!
消費者問題のエキスパートとしての活躍を!