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ライオンのおやつ 感想

この本を読んでほしい人

・人生の最後について考えたい人
・目標を持ちたい人
・心が洗われたい人

※泣きたくない人や、日常をありがたいと思わない人は読まないでください!
目次

ライオンのおやつ あらすじ

男手ひとつで育ててくれた父のもとを離れ、ひとりで暮らしていた雫。病と闘っていたが、ある日医師から余命を告げられる。

最後の日々を過ごす場所として、瀬戸内の島にあるホスピスを選んだ雫は、穏やかな島の景色の中で本当にしたかったことを考える。

ホスピスでは、毎週日曜日、入居者が生きている間にもう一度食べたい思い出のおやつをリクエストできる「おやつの時間」があるのだが、雫は選べずにいた。

ポプラ社

ライオンのおやつ 感想

ハンカチ、もしくはティッシュのご用意を!

ラストは涙なしには読めませんでした。

人生の最後を迎えるホスピスに33歳という若さで入ることになった主人公、雫(しずく)は私と同年齢なので死と向き合うその姿に感動しました。

何気ない一日は、とてもありがたいものだということに気づかせてくれる作品です。

私が最後に食べたいおやつは…「シフォンケーキ」です。

母親がとても得意としていて思い出がたくさん詰まっているので…。

 

あなたが最後に食べたいおやつは何ですか?

小川糸 おススメの本

『食堂かたつむり』

同棲していた恋人にすべてを持ち出され、恋と同時に「声」まで失った倫子。

ただ一つ、手元にあるのは祖母から受け継いだ「ぬか床」だけ。倫子はぬか床を手に山あいのふるさとへ戻り、小さな食堂を営み始める…。

1日1組限定でお客様をおもてなし、決まったメニューのない食堂かたつむり。

映画化もされた心がくすぐられる物語。

 

『ツバキ文具店』

「代筆屋」。あなたはその仕事を知っていますか?

鎌倉にあるその小さな文具店では、手紙の代書を承っています。

あなたが伝えられなかった「ありがとう」「ごめんなさい」

祝儀袋のあて名書き、離婚の報告など文字に関するお仕事なら「ツバキ文具店」へ。

2017年に、NHKでドラマ化もされました。

小川糸の作品は、心が温まる作品ばかり。

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