不動産鑑定士 合格のコツ!

不動産鑑定 資格取得
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不動産とは?

土地およびその定着物は、不動産とする。

と、民法(86条1項)で規定されています。

不動産とは、一般的に土地と建物と覚えておけば間違いありません。

不動産鑑定士とは?

不動産鑑定士はその名の通り「不動産の鑑定」をする人。

つまり土地や建物等の価値を判定しその結果と価額を提示する国家資格です。

不動産鑑定士の仕事

(ⅰ)不動産鑑定評価

土地・建物などの不動産の経済価値について、周囲の地理的状況や市場価値、市場経済などさまざまな要素を考慮して鑑定評価を行い、「不動産鑑定評価書」にまとめる。

この作業は不動産鑑定士にしか行うことができない独占業務です。

(ⅱ)コンサルティング

不動産の鑑定評価に基づいて顧客に適切なアドバイス・提案をします。

不動産鑑定士は、弁護士・公認会計士と並ぶ三大国家資格とも言われ不動産関連の資格の中でも断トツで難易度が高いです。

不動産鑑定士試験とは?

受験資格はなく、だれでも受験することができます!

合格後には実務研修で「講義」「基本演習」「実地演習」の3つの単元を取得し「修了考査」に合格し、国土交通省に登録する事で初めて不動産鑑定士と名乗ることができます。

試験は例年5月に行われる1次の短答式と例年8月に行われる2次の論文式の2段階に分けて行われ、マークシートの択一式で行われます。

1次試験の合格者が2次試験に進むことができますが1次試験に合格後3年間は短答式の免除期間とされ、翌年から2次試験の受験資格が与えられます。

各試験の内容は以下の通りです。

1次試験【短答式】

・不動産に関する行政法規(40問、100点)

・不動産の鑑定評価に関する理論(40問、100点)

2次試験【論文式】

・民法(2問、100点)

・経済学(2問、100点)

・会計学(2問、100点)

・不動産の鑑定評価に関する理論(2問×2、100点)

・不動産の鑑定評価に関する理論(演習)(1問、100点)

論文式は3日間に分けて行われます。

・1日目が民法・経済学

・2日目が会計学と不動産の鑑定評価に対する理論

・3日目が不動産の鑑定評価に対する理論(論文と演習)

大変長丁場となる試験のため、集中力が持続するかどうかが鍵となります!

不動産鑑定士試験の合格基準

【1次:短答式】総合得点の7割を基準とし、土地鑑定委員会が相当と認めた得点。各科目ごとに一定の得点が必要

【2次:論文式】総合得点の6割を基準とし、土地鑑定委員会が相当と認めた得点。各科目ごとに一定の得点が必要

各試験とも、各科目ごとに一定の得点が必要となることに注意が必要です!

1次の合格率は例年約30%前後、2次の合格率は例年14%程度となっています。

不動産鑑定士のメリット

・就職、転職に有利!

不動産業界はもちろん、信託銀行を代表とする金融機関、開発を行う企業などで優遇される資格です。

・安定した収入が望める!

平均年収700~800万と言われ、個人の努力次第ではさらなる高収入が目指せます。

不動産鑑定士試験の勉強方法

とにかく広範囲です。短答式は行政法規と鑑定調査に関する理論の2科目ですが、それだけでも宅地建物取引士の試験と同等かそれ以上の分量と言われています。

論文式では3分野の法律から出題されるために深い理解が求められます。

「鑑定評価に関する理論」をメインに勉強!

勉強する上でメインとなるのは「鑑定評価に関する理論」です。

これは短答式、論文式の両方で必須となりますのでこの科目を苦手にすると合格が厳しくなります。

独学ではなかなか合格することが難しいと言われる不動産鑑定士試験ですが、その理由は「鑑定評価理論」です。大きな配点を占めている割りに理解しづらく、暗記科目ではなく独自の思考法を身につける必要があるためです。

評価基準を丸暗記する必要はありませんが、鑑定評価を行う上で重要な概念(正常価格や地域分析等)はきっちりと理解する必要があります。

行政法規も実務する上でとても大切な科目ですが、試験上ではそこまで重要視されていません。

試験対策として、7割以上合格できる知識を定着させた後は鑑定評価や、論文対策に時間を充てることをオススメします。

論文対策が大事!

短答式では択一のマークシート形式であるためテキストと過去問題集のインプット・アウトプットの繰り返しで知識を定着させることで合格は可能ですが、論文は決まった解答がないため自身での添削が難しく対策が困難ため、受験者の多くは資格取得のための専門学校へ通ったり、通信講座を受けたりしています。しかし、そのためには経済的な負担がかかります。

もし独学で頑張りたい場合には、短答式は独学で頑張り、論文だけの模試の受験や論文試験コースの受講がありますので短答式と合わせて受講するよりは負担が軽くなりますのでオススメです。

さらに、難関を見事突破しても気が抜けないところが、この試験が資格で最高峰と言われる所以です。合格後には前述したとおり「実務研修」がありますが、修了考査として再び試験を受けなくてはならないからです。修了考査も全員が合格するとは限らないので、最後まで気を抜くことができません。

おすすめのテキスト

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圧倒的な合格実績を誇るTACだからこそ、試験にでる箇所が抑えられています。

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不動産鑑定士 合格へのコツ

鑑定評価理論をよく理解する!

論文対策をする!

上記の2点が対策ポイントです。

難易度が高い試験ですが、受験制限もなく、需要もあることから「手に職をつけたい」という方にはオススメの試験です!

少しでも参考になれば幸いです。

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