「Team383」の感想

小説

毎年1つずつ歳を重ねる。それは生きている限り全ての人に平等にうれしくもあり、悲しくもあり。

歳をとるのもいいかもしれない、と思えるそんな本を紹介します。

「Team383」(中澤日菜子)です!

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Team383のあらすじ

免許を返納した5人の高齢者、チーム名は【Team383】。

全5話で、1人1人に焦点を当てて話が進み、配偶者の死、老々介護、病気など様々な問題と直面しながらも挑戦するのは富士スピードウェイママチャリレース。

8時間耐久の過酷なレースに、合計年齢383歳は無事ゴールすることができるのか?!

Team383の感想

「老いる」というのは私の中でマイナスイメージしかありませんでした。

頭も身体も思うように動かない、気を付けていても病気にかかる…高齢化が進む社会で免許も返納し、楽しみが減っていく。そんなイメージ。

しかし、この本で描かれている高齢者たちは個々に悩みを抱えながらも、同じ目標を持つ仲間たちと支え合って生きています。

年をとっても、こんな風に笑いあえたり相談できる仲間がいるって素敵だな。

そう思える一冊でした。

作者:中澤日菜子について

1969年、東京都生まれ。慶應大学在学中に不等辺さんかく劇団を旗揚げ。脚本、演出を担当する。2013年、『柿の木、枇杷も木』で第8回小説現代長編新人賞を受賞。同作は『お父さんと伊藤さん』と改題し、刊行される。温かくテンポの良い文体で、ありふれた日常に訪れる奇跡のような人の絆と感動の物語を紡ぎ出す。他の著書に『おまめごとの島』『星球』『PTA グランパ!』『ニュータウンクロニクル』がある。

引用:新潮社

心温まる本がとても多いです。

中澤日菜子のおススメ本

『PTAグランパ』

大手家電メーカーで統括本部長まで務めた武曾勤67歳。

隠居生活が始まるはずが、娘の代理でPTAの副会長を務めることになって…。

ママ集団のボスには目を付けられ、子連れの居酒屋、形だけの総会、どうやって1年間勤めあげるのか?!

ドラマ化もした笑いあり涙ありの1冊!

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